｢ダイアリー・オブ・ザ・デッド｣イントロダクション

巨匠ジョージ・A・ロメロ…

(2008/10/22)

かつて「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」で衝撃的なホラー映画を生み出した巨匠ジョージ・A・ロメロ。彼を尊敬する俳優や監督は多く、未だに絶大なる影響を与え続けている。そんな彼は今回、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」や「クローバーフィールド/HAKAISHA」で用いられたハンドカメラで撮影したような映像をそのまま観客に届けるという手法を使い、さらなる恐怖を送り出す。
今までのこの手のホラー映画と違うのは撮影によって「伝えようとする」という視点。映画監督を目指していた主人公のジェイソンは世界の惨事をカメラに収めようと燃える。そして世界中でも同じ人間がYou Tubeなどに動画をアップする。これらの様子はまさに現代のインターネットが成せる業でであり、その闘いにスポットが当てられたという新しい作品に仕上がっている。