｢シェルブールの雨傘｣あらすじ

シェルブールの雨傘

ｼｪﾙﾌﾞｰﾙの傘屋の娘で16歳になるｼﾞｭﾇﾋﾞｴｰﾌﾞ(ｶﾄﾘｰﾇ･ﾄﾞﾇｰｳﾞ)は､20歳の自動車工で恋人のｷﾞｲ(ﾆｰﾉ･ｶｽﾃﾙﾇｵｰﾎﾞ)を…

(2008/10/16)

ｼｪﾙﾌﾞｰﾙの傘屋の娘で16歳になるｼﾞｭﾇﾋﾞｴｰﾌﾞ(ｶﾄﾘｰﾇ･ﾄﾞﾇｰｳﾞ)は､20歳の自動車工で恋人のｷﾞｲ(ﾆｰﾉ･ｶｽﾃﾙﾇｵｰﾎﾞ)を心から愛していた｡しかし､ｷﾞｲに召集令状が来たことからふたりは引き裂かれる｡出征したｷﾞｲの子を宿したｼﾞｭﾇﾋﾞｴｰﾌﾞは､戦地のｷﾞｲとの連絡も滞るように｡不安を抱いた彼女は､お腹の子まで引き取るという裕福な宝石商ｶｻｰﾙ(ﾏﾙｸ･ﾐｼｪﾙ)の求婚を受け入れ妻となり､ﾊﾟﾘに移り住む｡帰還したｷﾞｲは恋人の結婚を知りしばらくは荒んだ生活を送るが､留守を守って育ての親の面倒を看てくれたﾏﾄﾞﾚｰﾇ( ｴﾚﾝ･ﾌｧﾙﾅｰ)と結婚する｡そしてわずかばかりの遺産を元に､ｶﾞｿﾘﾝｽﾀﾝﾄﾞを開業し慎ましく暮らす｡それぞれ幸福な生活を送る2人は､雪のふりしきるｸﾘｽﾏｽの夜に偶然再会するが...｡