太王四神記登場人物紹介
タムドク/
声:萩原聖人
神の子ファヌンの転生とされる人物で、王の星が輝いた日に誕生した。チュシンの王となるべく生まれてきたが、その立場故に敵も多く父ヤンからは出来るだけ自分の才能を隠すかのように演じろと命じられていた。同じ日に生まれた従兄弟のヨン・ホゲとは王の座をめぐって対立することとなる。ヨンを王にしようとする人々から様々な工作や罠をかけられるが、それにも順応に対応し乗り切る天性の才能を持ち合わせており、自身の周りの大切な人達の手助けでよってチュシンの王という自覚が目覚め成長を遂げていく…。


キハ/
声:佐古真弓
かつて火の力を授かり地上を支配していた虎族のトップ、カジンの転生とされる人物。スジニの姉であり、タムドクとは幼馴染で相思相愛の関係。スジニが朱雀の神器を所有していた為に、四神の力を得ようとする火天(ファチョン)会に狙われる羽目になる。スジニとは幼い頃火天会に両親を殺されて以来生き別れたきりで、自身は火天会に拉致されて記憶詐称により洗脳されている。タムドクと想い合い順調に愛を育んでいたが、ある出来事を機に関係が壊れ始めて…。

スジニ/
声:永田亮子
かつて神の子ファヌンと結ばれファヌンの子どもを生んだ、セオの転生とされる人物。朱雀の神器の所有者であったが為に、赤ん坊で意識もままならない頃火天(ファチョン)会に両親を殺され姉のキハを拉致されて孤独の身にさらされてしまう。その後コムル村で保護され村長のヒョンゴに育てられる。男勝りでサバサバとした性格で武力もそこそこだが、恋には奥手で想い人のタムドクにもいまいち積極的になれないでいる。


ヨン・ホゲ/
声:咲野俊介
タムドクの従兄弟で、彼と同じく王の星が光る日に誕生した為に周囲の人々からチュシン王の座につくよう期待されている。タムドクとは幼い頃から仲が良く、王位継承も真っ向から張り合って争うつもりであったが、自身の母親がタムドクの父親暗殺を企てタムドクの阻止によって失敗したことを苦に自殺したことから、母の死をタムドクのせいにして本格的に敵対するようになる。しかし実際のところ、火天(ファチョン)会などに利用されている感は否めない。

ヤン王/
声:原康義
高句麗の第18代国王でタムドクの父親。母親が敵国に拉致された最中に誕生した為民衆から国王の血を引いてないのではと言われ続け目立たないように生活を送っていたが、兄の第17代ソスリム王が亡くなりその遺言に従って王位を継承する。タムドクの才能を見抜き彼に王の座を継がせる為、あらゆる方法で彼の身を守る。そしてタムドクのキハへの愛情が足枷になることに気付いた時には、自ら身体を張って強硬手段に出るのだった…。

火天(ファチョン)会大長老/
声:俵木藤汰
かつてカジンを筆頭に地上を支配していた虎族の末裔で、チュシンの王の権力を利用して自分こそがこの国を支配しようと目論んでいる。それには才能を持ったタムドクは邪魔者であり、対抗馬であるホゲをチュシンの王の座に付かせ利用しようとしている。四つの神器を手に入れる為にはキハを拉致して記憶を操作したりと他人のことは考えない。2000年前に火の力を盗んだ為に不死の呪いにかかり、今まで生き永らえてきた。

ヒョンゴ/
声:チョー
コムル村の村長で、スジニを赤ん坊の頃から育てあげた人物。最初は周囲の噂に流されホゲこそがチュシンの王にふさわしいと考えていたが、神殿の裁定や直接会ってみてタムドクこそが王位を継承すべきだろうと考えを改める。玄武の神器である杖の指名により、若くしてコムル村の村長となった才能を持ち合わせ、自身の持つ玄武の神器や知恵でタムドクの助けとなる。

ヨン・ガリョ /
声:菅生隆之
ホゲの父親。高句麗で最も大きい権力を誇る貴族の長で、王よりも多く兵を従えている。王の星が輝く日に誕生した息子ホゲこそがチュシンの王にふさわしいと考えており、その為に火天(ファチョン)会と手を組んでタムドクの支持や評判を下げようとする。しかしあらゆる罠をことごとくタムドクに打ち破られてしまい、貴族社会での確立されたポジションまでもが危ぶまれるように…。

チュムチ/
声:乃村健次
白虎の神器の所有者。以前は武力に長けたシウ族の族長であったが、戦で土地を失い傭兵をしながら生活を食いつないでいた。ある日タムドクに救われ、彼をチュシンの王として認め仕えるようになる。白虎の神器を守るという生まれ持った役目に対してはあまり自覚がない様子。

チョロ/
声:加瀬康之
青龍の神器の守り主で、10歳の頃から関彌(クァンミ)城の城主を任されている。醜い姿をしており、それを気にして常に仮面をつけていた。しかしそれは父によって体内に入れられた青龍の神器の呪いが原因であり、後にタムドクのおかげで元の姿を取り戻すことに成功。それ以来タムドクに忠誠心を見せ仕えるようになった。かなりの戦闘力を持っている。

コ・ウチュン/
声:大島宇三郎
ヤン王に仕えていた将軍。幼少の頃よりタムドクの側近として影で彼を守護し続けており、ヤン王とタムドクに対して真摯な忠誠心を見せる。信念が強く、武力面でもカクタンら近衛兵を率いてタムドクの力となる。

カクタン/
声:樋口あかり
コ・ウチョンの直属軍隊、第三近衛隊の女隊長。キハとタムドクの未来を揺るがす発言をすることに…。

サリャン/
声:杉山大
火天(ファチョン)会や大長老に仕えており、拉致されて記憶を失ったキハを現在の状態まで育て上げた人物。上司に対する忠誠心は確固としているが、その反面でキハの本当の幸せを祈り見守っている。

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